陶器とコーヒーカップ

陶器

磁器でできた薄くて軽いコーヒーカップもおしゃれですが、厚手の重量感のあるコーヒーカップも、コーヒーを飲むときには相性ぴったりなんです。
陶器は磁器より凹凸があるので、匂いが立ちにくく味が丸くなります。また保温性が良いという特徴があります。
例えばふくよかな味や酸化することでおいしくなる豆では、陶器のカップの方がよりおいしくいただけるでしょう。
ちなみに磁器のカップは、浅いローストのほうが向いていますね。
あと、口が広がっているか、すぼまっているかでも違いますし、深さでも変わります。またふちの厚さで唇あたりでも違ってくるのです。
ちなみに、例えば金属カップなどはイオン化した金属の味が増えるので雑味になります。チタンはイオン化しない、熱伝導でメリットもあるんですけどね。
時には陶器でコーヒーを飲んで、いつもとは少し違ったコーヒーを味わってみては?


陶器ってなに?

陶器ってなに?

「やきもの」は「磁器と陶器」の2つに分けることができます。
磁器と陶器、わかりやすいものでいうと、磁器は伊万里焼に代表されるような肌の白いつるりとしたシャープな器で、陶器は備前焼きに代表されるようなザラザラぽってりとした器、といったところでしょうか。
磁器は成分的にいうとガラスに近く、太陽にかざすと光が透けて見えます。
逆に陶器は光が透けるということはありません。
もうひとつ、磁器と陶器の大きな違いのひとつに吸水性の有無があります。磁器には吸収性がなく、陶器にはある、ということです。
極端にいうと、陶器は水の中につけておくと軽石やスポンジのように水分を吸い続けます。
ですので実際に使っていると、湿り気や水分を含んだり、乾燥をしたりと様々な状態にあるわけなんです。
磁器(石もの)と違って、吸水性・通気性があり、また釉薬に貫入が入っています。
使用していますと貫入部分などに茶渋やシミが入ってきますが、それも土ものならではの味わい・趣きとして、使う度に変化する表情を楽しむのもいいでしょう。
「無機質で硬いもの」というイメージのある陶器ですが、ひっそりと呼吸をしている生き物のようにも思えませんか?
陶器は扱い方や周りの環境に大きな影響を受けるものなのです。
それだけに気持ちを込めて接すると、それに応えるかのような表情を見せ始めます。
使い手の気持ちで育つ器、それが陶器なのです。
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