陶器のお手入れ方法
使った後は
陶器を使用後長時間水につけて置くと、カビやシミ、臭いの原因になるのでやめましょう。
使用後すぐに水またはお湯で洗浄し、風通しの良いところで十分に乾かしてからしまうようにしてください。乾燥が不充分ですと、カビの原因となってしまいます。
洗浄後、お湯をさっとかけると早く乾きますよ。
また、他の食器と一緒につけ置き洗いはやめた方がいいでしょう。
食器同士がぶつかり合い、器が欠けることもありますし、他の食器の臭いや汚れもつきやすいので別々に洗うようにしてください。
ただし、ご飯茶碗などで、ご飯が固くなったものは、ぬるま湯につけてから洗っても大丈夫です。
また、例えば抹茶茶碗などは、食器用洗剤での洗浄や漂白剤の使用はシミになる場合があるので、控えた方がいいでしょう。ひとつひとつ丁寧に水かぬるま湯で洗ってください。
上絵のものは、一度本焼きした釉薬の上に低火度の釉薬を焼きつけたもので、少し盛り上がっています。
また硬度も低いので、やわらかいスポンジ等で洗ってください。固いタワシ等で洗いますと、上絵が傷ついてしまうことがあります。
木箱に陶器をしまう時は、普段使う時と同じように上向きにして入れ、箱をゆすっても陶器が動かないよう緩衝材などを詰めてしまいましょう。